京都美山NEWS

2025年12月9日 eスポーツ・プログラミング講座(1年)

12月9日は、1年生を対象に「eスポーツプログラミング講座」を実施しました。
今回の講座では、タイピング練習から始まり、Scratch(スクラッチ)を使ってオリジナルのゲーム制作に挑戦しました。

1時間目:基礎からゲームの土台づくりへ
1時間目の最初はタイピング練習です。これまでの積み重ねもあり、少しずつスピードが上がってきている生徒が増えてきました。今回は長文や、いつもとは異なるテーマの文章にも挑戦し、集中して取り組む姿が見られました。
続いてScratchに取り組みました。

Scratch(スクラッチ)を使ってオリジナルのゲーム制作に挑戦しました。

キャラクターを動かすために、x座標・y座標を意識しながら上下左右に動かすプログラムを作成しました。また、動きに合わせてコスチューム(足の動きや体の向き)が変わるように、「もし〜なら〜でなければ〜」の条件分岐を使い、見た目やセリフが変化する仕組みにも挑戦しました。

上下左右に動かすプログラムを作成しました。

さらに、「ペン」機能を使い、キャラクターが通った道に色を塗る方法も学習しました。
色や太さを指定し、敵キャラクターの色と重ならないよう工夫するなど、ゲーム性を高める意識も育ってきています。

敵キャラクターについては、乱数を使ってランダムに動きながら、自分のキャラクターに向かってくる動きを設定しました。
ゲーム性を高める意識も育ってきています。

2時間目:変数を使ってゲームらしさアップ

2時間目では、変数を使ってゲームをより本格的なものにしていきました。
残り時間、ポイント、体力などを画面に表示し、時間切れになると敵が動かなくなる仕組みを作成しました。

勝敗判定では、ボールを使い、自分や敵の線(色)を通過した回数によってポイントが加算される仕組みを設定しました。
「もし〜なら」の条件を使い、「特定の色に触れたら得点する」というプログラムを組むことで、Scratchの仕組みへの理解が深まっていきました。
Scratchの仕組みへの理解が深まっていきました。

最後は、それぞれが作ったゲームにオリジナルのルールを追加したり、敵を増やしたりと、自由な発想での改良に取り組みました。

自由な発想での改良に取り組みました。