10月7日に実施したマンガ講座では、「クロッキー大会」を開催しました。
さまざまな年代のモデルさんにご協力いただき、バリエーション豊かなポージングに挑戦。参加者それぞれが、短い時間で動きを捉える練習を行いました。


また、講師のお二人からは、ご自身が愛用されているクロッキー帳や、用途に応じたペンの使い分けについて詳しくご紹介いただきました。
線に強弱をつけやすいシャープペンシル、あえて消せないボールペンやマーカーの魅力、さらに、筆圧や角度で陰影を表現しやすい筆ペンなど、それぞれの特徴と使い方を具体的に教えていただきました。


さらに、描く前のストレッチや、筋肉をほぐす動き、腱鞘炎予防の方法など、体への配慮についてもアドバイスがありました。


そして、モデルをしてくださった方々に対して、敬意を持って接することの大切さについても学ぶことができ、描くという姿勢を改めて感じる時間となりました。そして不思議なことに、描けば描くほど、時間の長さに関係なく——短時間でも、じっくり時間をかけても——描ききることができると実感しました。